体を作る栄養 ~ダイエットをする上でつけておきたい栄養の知識~

国家試験から1年経過。最近受験太りではないのではないかと思い始めているトレーナーの関根です。

新型コロナウイルスの影響でなかなか思うように外出ができなくなって2 年が経ちました。
運動する時間が作れなくて体型が崩れてしまった⼈。
家にいる時間が⻑くなり、⾃分の体型が気になり始めた⼈。
たくさんいらっしゃると思います。
その影響か、世間的にダイエットや健康意識が⾼まっているように感じます。

今回はそんなダイエットについて投稿させていただきます。

ダイエットにおいて筋⾁量は必要

ダイエットをしようと考えている⼈から
「わたし筋⾁は要らないんです。マッチョにはなりたくないんですよ〜」
という⾔葉を聞くことがあります。
しかし、ダイエットを⾏う上では⼀定の筋⾁量は必須になります。

ダイエットは簡単にいうと
消費カロリーと摂取カロリーの⽐率で決まります。
消費カロリーの⽅が多ければ痩せますし、摂取カロリーの⽅が多ければ太ります。
⚠詳しくは摂取する物質や時間によっても変化がありますが、今回は省略します。

消費カロリーの範囲内で⾷事をすれば理論上は痩せていきます。
そんな消費カロリーの7割近くは「基礎代謝」が占めていて、基礎代謝は主に筋⾁量に左右されます。
つまり、「筋⾁量があると痩せやすい」ということです。

また、
「ここを細く⾒せたい!」
という声もよく聞きます。
⼀般的に⾔われる部分やせは部位の筋⾁⽐率が脂肪に⽐べて⾼い状態。
もしくは隣接部位と⽐べてその部位が細く⾒えた状態。だと考えています。
つまり⾒た⽬としてもすぐに変化を出すには筋⾁量が必要ということですね。

体づくりにおける栄養の重要性

体を作ろうとしたときに運動量を増やしたものの、栄養⾯は変化なし。という⽅はとても多い印象です。
しかし、ここで覚えておきたいのは
「筋⾁はタンパク質からできている」
ということです。

筋⾁がつく⼯程は、

筋⼒トレーニング、運動により筋⾁に負荷をかけ、刺激を⼊れる

吸収した栄養素が筋⾁を修復する。

以前かかった負荷に耐えられる様に筋⾁が作り替えられる。

と、⼤きく分けてこの3つの段階があります。

筋トレはあくまで筋⾁に刺激を⼊れ、“吸収したタンパク質を筋⾁に取り込みやすくする”作業です。
筋トレばかりして、タンパク質を摂らないということは、ただイタズラに筋⾁を痛めつけてしまっているだけなのです。

× 筋トレ→筋⾁量up

○ 筋トレ+栄養→筋⾁量up

であるということです。

各種栄養素の働き

トレーニングやタンパク質を摂るようにしているのに筋⾁が⼤きくなっている気がしない。
という⽅もいらっしゃると思います。

その場合は“ビタミン類がちゃんと取れているか”を⾒直してみてください。

「筋トレしてタンパク質を摂ったら筋⾁が作られていく」
と思われている⽅が多いと思いますが、そんなことはありません。
タンパク質を筋⾁に結びつけやすくしてくれるビタミン類やミネラルが必要です。

ビタミン類は体のさまざまな機能を促進してくれる作⽤があり、⾝体には⾷事で摂取したタンパク質を筋⾁に変えて⾏く機能がありますが、ビタミン類(主にB6など)はその働きも促進して、筋⾁をつきやすくしてくれます。

筋⾁をつけるためにはタンパク質の他にビタミンなどをしっかり摂取し、⾝体が健康体であることが条件になるのです。

おすすめのプロテイン紹介

僕はダイエットとしてもプロテインをお勧めしています。

プロテインと⼀⼝に言ってもさまざまな製法、種類のものがあり、それぞれ特徴があり、メリットデメリットがあるのでしっかり理解して使⽤することが⼤事です。

個⼈的には「WPCホエイ」のタンパク質を含んだプロテインが優れていると思います。

WPCホエイって?

WPC ホエイのプロテインとはタンパク質にビタミンやミネラルなどが多く含まれているものになります。
乳糖なども含まれるため、他のプロテインより多少カロリーが⾼いというデメリットもありますが、⾷事で補いにくいビタミン類やミネラルを幅広く摂取できるメリットは⼤きいと思います。

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