1000 kmを走る! 涼を求めるサイクリング

SEの内野です。

私は自転車で遠くまで行くのが好きで、夏休みにはよく自転車で旅をしております。

今回のブログでは、そんな自転車紀行をお届けしたいと思います。

さてどこへ行こう

今年の夏はとにかく暑い → だから涼しさを求める旅にしよう! → ならば高いところだ!

というわけで、日本アルプス方面に進路を取ることにしました。

標高100mごとに気温は0.6度下がります。2000mのところまで行けば、立川(標高80m)より10度以上は低いはず。きっと涼しい!

ちなみに行き先を決めたのは出発前日です。大丈夫かこの旅。

いざ、涼を求めて

出発!

同僚が働いている職場を横目に、立川出発です。

まずは甲州街道(国道20号)を西へ走ります。大垂水峠、笹子峠を攻略し順調に高度を上げていきます。

東京と神奈川の県境、大垂水峠

甲府で武田信玄にご挨拶

実はちょうど1年前にも同じルートで甲府までの日帰りサイクリングをしているので、今回は甲府まで観光らしいこともせずひたすら走っておりました。

初日は諏訪湖の手前まで走って宿を設営。

本日の寝床

このあたりの標高は700mほどで、立川よりもだいぶひんやりとしています。明け方はテントの中でも肌寒さを感じました。

涼ポイント ★★★

諏訪~松本

諏訪といえば諏訪大社。
立川にも1200年の歴史を持つ諏訪神社がありますが、その諏訪神社総本社が諏訪大社です。

諏訪大社 前宮

諏訪大社 本宮

諏訪大社は、本宮・前宮・秋宮・春宮と4つの境内に分かれています。今回は諏訪湖の南東に位置する前宮と本宮の2つに立ち寄り、旅の安全を祈りました。

塩尻峠から諏訪の街並みと諏訪湖を臨む

諏訪から北へ向かうと塩尻峠。標高こそ1000mを超えていますが、諏訪自体の標高が高いこともあり峠の難易度は低い方です。涼しいこともあり比較的楽に登れました。
この塩尻峠を超えると松本まで下るだけです。

国宝 松本城

国宝の松本城。美しい。
松本城の天守はいつも混んでいるので毎回スルーする場所だったのですが、朝早いこの時間だと待ち時間ゼロ

待ち時間ゼロ

ここは天守に登っておくべきでしょう。

松本城天守からの松本市街

天守から城下を見下ろすの図。
でも、天守からの写真っていまいち映えないんですよね。天守自身は写真に入らないし。

待ち時間50分

戻ってきたら50分待ちに。いいタイミングでした。

松本 中町通り

松本は雰囲気のいい城下町も見どころです。

中町氷菓店のかき氷

水道水→天然氷とか、天然水→冷凍庫ってのは多いらしいのですが、天然水→天然氷というのは数少ないとか。
ここはその「天然水の天然氷を使ったかき氷」がウリだそうです。美味でした。

涼ポイント ★★

松本からは進路を西に、国道158号を進みます。1時間ほど走ったところで「風穴」なるものを発見しました。

稲核風穴

風穴とは冷たい風が吹き出してくる洞窟で、昔の人はこれを天然の冷蔵庫として利用していたそうです。

稲核風穴 内部

中に入ると冷気が火照った体を一瞬で冷やしてきました。

稲核風穴 温度計

その温度はというとなんと9度。外は炎天下で30度を超える中、自然の力だけでこの温度を保っているのは驚きです。
しかし、涼しいというか寒い。長くはとどまれません。

涼ポイント ★★★★

さらに西へ進むと、なにやら目を疑う案内板が見えてきました。

トンネル内分岐?

トンネル内分岐?自転車で? 正気か???

恐怖のトンネル内分岐

このトンネル、交通量も決して少なくはありません。右に行きたいんですけど、なかなか車も途切れないぞ??
……自転車が走ること考えない作りですね?!

「歩道のないトンネルを自転車で走る」という経験がない人にはピンとこないかもしれませんが、かなりの恐怖体験です。

  • エンジン音が反響し、爆音とともに前から後ろから車が迫ってくる
  • 横に逃げようにもあるのは
  • 隣を通り過ぎる車の風圧で自転車が煽られる
  • そもそもこんなところを自転車が走っているとは思われていない

最後は特に重要です。リア(後ろ)のライトで自己主張をするのは必須。ないと命に関わります。

涼ポイント ★(冷や汗をかいた)

トンネル地獄が終わるころには日も暮れてきました。近くで寝床を探していたら、おもしろそうなゲストハウスを見つけたのでそこに決定。
ゲストハウスらしく、夕食はキッチンを使って適当に作ります。

信州牛ラーメン

材料は近くにあった土産物屋で仕入れてきました。

鍋の準備?

豪快に鍋を準備している人たちも。

同室になった人もいろいろと旅をしている人らしく、2段ベッドの上と下で語り合いながら夜を明かしました。
こういう旅先での情報交換って、かなり有用なのですよね。

朝日と露天風呂

翌朝。朝日の木漏れ日を露天風呂(天然温泉)で楽しむところから一日がスタートします。最高では?
心身ともに温泉でリフレッシュし、目指すは乗鞍畳平自転車で行ける日本で最も高いところです。

乗鞍を登り日本の頂点を極める

乗鞍畳平までは、距離にして20kmほど。そして1200m登ります。

乗鞍 エコーライン

とはいえ、激坂というほど勾配がきついわけでもなく、道もしっかり舗装されています。
なにより、マイカー規制により自転車と観光バスくらいしか通りません。
のんびり走る分には気持ちの良いコースです。

自転車安全対策のための募金箱

ヒルクライムの鉄則は軽量化。100円未満の小銭は全部寄付していきます。

雲の中に入ってしまうと景色は楽しめませんが、

晴れてるところは絶景!

通ってきた道が下に見える

標高2500mを超えると森林限界に達するため、樹がほとんどなくなって一気に視界がひらけます。
太陽もダイレクトに浴びることにもなりますが、標高のおかげで気温も低く、そこまで暑さは感じません。

8月のこの時期でも雪が残っているくらいです。

車よりも自転車が多い、そんな自転車天国のヒルクライムコース。
私のように荷物満載の旅行者から、タイムアタックをしているかのようなヒルクライムガチ勢、電動自転車でのんびりサイクリングを楽しむ人まで、さまざまな人が走っていました。

途中でかなり年配の二人組に記念撮影を頼まれました。見た感じ二人とも70歳前後。乗っているのは電動自転車とはいえ、驚異の体力です。
「われわれの年代だと電動じゃないともう登れないからなー」
「電動でもきついけどな!」
なんて言いながら凄い勢いで登っていきました。こういう年寄りになりたい。

こっちは100%人力なので、坂と空気の薄さと荷物の重さと戦いながら、ゆるゆると登ります。

乗鞍畳平

2時間半ほどで到着。標高2702m、日本の道路の最高峰です。日本の(道路の)頂点を極めました!


気温は13度。涼しい!

涼ポイント ★★★

魔王岳山頂

2764m、魔王岳。せっかくなので手頃なところに(歩いて)登山しておきました。ここを選んだ理由は、近かったのと名前が強そうだったからです。良いネーミングですよね、魔王岳。

標高差1300m、極寒のダウンヒル

さて。この乗鞍畳平からの下りが一番の涼ポイントであることはわかっています。
しっかりと着込んで下山開始!

……したのですが、想像以上に寒い!!

気温13度だと、時速40キロほどの速度で体感温度は0度になります。
太陽の届かない雲の中に入ると、さらに寒さは増します。指先の感覚がなくなる!

涼ポイント ★★★★★(寒くて震える)

ガタガタ震えながらなんとか麓までたどり着きました。
しっかりブレーキを掛けないと軽く時速60キロは出てしまうので、寒さを抑えるためにも法定速度遵守。握力がだいぶ犠牲になりました。

※下りは指が冷えすぎてスマホ操作する余裕もなかったので、写真はありません。

日本一の市町村・高山市

少々話は前後しますが、乗鞍は長野県の松本市と岐阜県の高山市の県境でもあります。

乗鞍畳平(県境)

乗鞍畳平

そんな高山市は日本一大きな市町村です。その大きさはなんと東京都以上。

ここからしばらくは広い高山市内を走ることになります。

ひとまず、次の目的地は高山の中心地(≒高山駅周辺)。まだまだ標高差はあるので、国道158号をひたすら下っていくだけでたどり着けます。カーブ・勾配もゆるく、ペダルもこがず・ブレーキも使わず、ほぼハンドル操作だけで進める快適なコースです。

飛騨の大鍾乳洞

位置エネルギーを気持ちよく放出して走っていると、鍾乳洞(涼しそう)を見かけたので立ち寄ってみました。

飛騨の大鍾乳洞 内部

中の温度は15度程度。涼しいけれど、寒さで震えていた先ほどと比べればそれほどでも、という感想。

涼ポイント ★★★

鍾乳石

鍾乳石が神秘的でした。

飛騨の小京都、高山

高山の古い町並み

そんなこんなで高山に到着。実は、高山市は少し前から「小京都」の看板は外しているらしいのですが、看板を外したからといって古い町並みの雰囲気が変わったというわけではありません。
町中を散策して小京都の雰囲気を楽しみました。

抹茶とわらび餅

水分と糖分を補給。

さて、高山からは北西へと進路を取り、世界遺産の白川郷を通って金沢へ抜けるつもりでした。しかし、大雨の影響で北陸の道路事情がよろしくありません。
代わりに南下して、国道41号で下呂温泉から名古屋を目指すことにしました。

予定を変更して下呂温泉へ

41号にはいくつかトンネルがあるのですが、そのほとんどは自転車走行禁止です。

そのため、なんども迂回路で峠越えを繰り返し、下呂温泉を目指します。
トンネルなら最短距離かつ平坦なのに、迂回すると距離は長くなり山登り。つい先日はトンネルに文句を言っていたのに、今度はトンネルを走りたくなるこの矛盾…。

そんな感じで迂回路を走っていたところ、なにやら「通行止め」の文字が目に入ってきました。んんんん??????


問:国道は自転車通行禁止、その唯一の迂回路で「通行止め」の看板に遭遇したときの心境を述べよ
答:「はっ????」

この道が通れなかったら何十キロも戻って別の道へ行かなければなりません。


よく見たら自転車は通っていいと書いてあったのでホッとしましたが、心臓に悪いのでやめてください。

涼ポイント ★(冷や汗をかいた)

日本三名泉発祥の地

日本三名泉・下呂温泉。乗鞍から走ってきているので疲れた体を温泉で癒やします。

下呂温泉はアルカリ性の強い泉質で、ヌルヌル感が非常に強いお湯でした。とろけます(物理的にも)


夕飯は飛騨牛で栄養補給。柔らかな肉質としっかりとした肉の旨味は、今までに食べたことのないような美味しさ。いい肉は違いますね。

飛騨路から美濃路へ

高山からの国道41号線は飛騨川と並走して走っているのですが、飛騨川には豊富な水資源を活用する数多くのダムがありました。

下原ダム

巨大なダムが大量の水を放出している様は圧巻。
この飛騨川は愛知に入ると木曽川へ合流してそのまま伊勢湾に注ぎます。
要するに、「この道は名古屋までずっと下り」ということです。自転車にとって「下り」はテンション上がります。

美濃路

ここから美濃路。

飛騨路

逆から見ると、ここまで飛騨路だったそうです。
島崎藤村の功績か、木曽路はよく知られているけど、飛騨路や美濃路ってあんまり知名度ないですね。

 

長かった岐阜も終わり愛知の犬山に入りました。今までずっと山の中を走ってきましたが、ここまでくるとようやく「町に戻ってきた」という感じがします。

犬山城

川の向こうに犬山城が見えます。そしてここにきて突然の大雨に遭遇。


雨粒が痛いレベルの大雨です。

雨宿りも兼ねて、犬山の博物館で知見を深めておきました。

犬山文化資料館

博物館を一通り見終わると雨も上がっていたので、深めた知見をこの目で確かめるべく国宝・犬山城へ。

個人的に犬山城のいいと思うところは、天守のベランダ部分(廻縁まわりえん)に出られることです。

犬山城天守閣

なかなかここに出られるお城はありません。復元でない現存する天守の中では、犬山城と高知城だけだとか。貴重な体験です。

豆腐田楽定食

犬山名物らしい豆腐田楽で朝食。

青塚古墳

きれいな前方後円墳。

史蹟 小牧山

秀吉と家康が戦った「小牧・長久手の戦い」の舞台ですね。

と、目につくモノを眺めながら名古屋へ。

名古屋城

名古屋城は遠くから眺めるだけ。

標高も低くなり暑さを感じるようになってきたので、名古屋で人気そうなかき氷で涼を摂取してみます。

かき氷専門店 あんどりゅ食

タイミングが悪く混んでいる時間帯で、30分ほど並ぶことになってしまいました。

てらみす

涼をとる目的がメインだったのでカロリー少なめにしようと思ったのですが、気がついたらクリームが乗っていました。一番人気っぽいメニューだったので仕方なく。

…まぁこのくらいなら1時間も走れば消化するでしょう。

涼ポイント ★★

熱田神宮

名古屋といえば熱田神宮は外せません。「神話の時代より伝わる伝説の武器を祀る」というエピソードには心惹かれるものがあります。お参りして旅の無事を祈ります。

さて、名古屋から東海道を走って帰っても良いのですが、金沢方面へ行かなかったこともあり、日程にはまだ余裕があります。
せっかくなので、伊勢神宮まで足を伸ばすことにしました。

ついでのお伊勢参り

名古屋から伊勢までの道中に何かおもしろいものはないかと探してみたものの、なかなかピンとくるものがありません。
適当に目についたところに寄り道しながら走ることにしました。

伊勢上野城跡

「城」らしさはほとんど残っていない、ただの跡地ですね。

かざはやの里

梅・藤・あじさいなどあたり一面に広がる場所らしい。……どれも季節じゃなかった!

美濃田竹林街道

嵐山っぽさがあります。雰囲気はとても良い感じ。ただ、嵐山と違って観光客はだれ一人いないのでちょっと心細さもあります。

松坂城跡

立派な石垣が残っているし、城跡感は十分。周辺の街並みも雰囲気があります。良い感じ。

何の変哲もないただの道

急ぐ旅でないならば、寄り道で主要道路から外れるのもおもしろいものです。「夏」を感じます。

お伊勢参り

ようやく伊勢神宮に到着。

伊勢神宮 外宮

とりあえずこの日は外宮のみに参拝し、翌日内宮を参拝することにしました。

伊勢土産といえば赤福が有名ですが、この赤福さんがかき氷をやっているのはご存知でしょうか。

赤福と赤福氷

その名も「赤福氷」。抹茶シロップのかき氷の中に赤福が入っております。氷の中でも固くならない餅に、ほどよい甘さの餡が絶妙です。

涼ポイント ★★

手こね寿司定食

夕飯は伊勢志摩の郷土料理手こね寿司。

夜は伊勢市のお隣、玉城町のキャンプ場でテントを張りました。

玉城町には何度かふるさと納税をしたことがあります。
それがこのキャンプ場の維持管理に使われていると思えば、寄付した甲斐もあるってもんです。

星空と月を楽しむ夜

ちなみにこのキャンプ場、無料なだけでなく申込みすら不要です。そもそも管理人がいません。
念のため直前に町役場に電話して確認しましたが、「好きに来て、好きに使ってくれ」とのことでした。こういうのは自転車旅行では重宝します。

ご来光

翌朝、日の出とともに走り始めて内宮へ。

伊勢神宮 内宮 大鳥居

早朝なので人も少なくて快適です。

伊勢神宮 内宮

旅の無事を祈りました。

赤福本店

朝の6時前なのでほとんどの店は閉まっていますが、赤福本店だけは5時から営業しています。

赤福(朝食)

なので朝ごはんは赤福ですませておきます。

人生初の車上荒らしに遭う

伊勢神宮の参拝を終えて駐輪場に戻ってみると、なにやら荷物が散乱している…??
自転車が倒れて荷物が落ちたのかとも思ったのですが、どうも様子がおかしい。明らかにバッグの中身を取り出して外に放り出した気配があります。

これは車上荒らしでは!!!!???? じっくり現場検証をしてみたところ……

ジップロックに入ったゴム手袋を穴を開けて取り出そうとした跡。

車上荒らしの容疑者

……お前か!
ゴム手袋を食べ物だと思ったのでしょう。調べたところ、羊羹が一つなくなっていただけでした。

損害:羊羹1つ(50円相当)、ジップロック1枚、精神的ダメージ

海を超え東海道へ

ここからは帰路です。来た道を戻って伊勢湾を一周するのは効率が悪いので、鳥羽からフェリーで対岸に渡ってしまいます。

伊勢湾フェリー経路 ©OpenStreetMap contributors

ショートカットです。

フェリー乗り場

二輪の乗客は私だけでした。自転車は分解すれば「手荷物」になって料金はかからないのですが、分解・組み立てが手間なのでここは素直に自転車料金1100円を支払います。

海!

出航!潮風が心地よい。

1時間の船旅で渥美半島・伊良湖岬に到着しました。

伊良湖岬灯台

恋路ヶ浜

恋路ヶ浜は恋人の聖地とか言われているらしいですが、アクセスが良くないので恋人とここまで来るのは大変ですね。だからこその聖地なのかもしれませんが。

伊良湖岬からは国道42号をひたすら東に走り、愛知から静岡に入ります。
昼過ぎには浜松までたどり着いたので、浜松餃子を昼食にしました。

浜松餃子

定食だとこの餃子にライスとラーメンがつくそうです。……炭水化物の暴力では???

浜松までくればあとは東海道(≒国道1号)を走るだけなのですが、台風が迫ってきているようで天候も安定しません。

「台風をやり過ごすよりはさっさと帰ってしまおう」ということで観光モードから移動モードに切り替えて走ります。

雨ニモマケズ

小夜の中山峠

夜に雨の中の峠越えという苦行。降りてくる自転車の人から「大丈夫ですか??(本気でこれから登るの?)」と心配されてしまいました。大丈夫です。

とはいえ雨の中で夜通し走るわけにもいかないので、いったん近くの宿に避難。

翌日。雨の中、再び立川を目指して走り始めます。

静岡市で少し天候も安定していたので登呂遺跡を見学しておきました。

登呂遺跡者

登呂遺跡

私が子供の頃は教科書に載っていたので皆が知っている遺跡でしたが、今は教科書に載っているのは吉野ヶ里遺跡や世界遺産の三内丸山遺跡やの方で、登呂遺跡を知らない子も多いとか。

台風も着々と迫っているので、あとは寄り道せずに帰ります。

静岡最後の砦は天下の険・箱根峠。

箱根は小田原側から登るとかなりきついのですが、三島側からだとそこまできつくはありません。
しかし、なぜか私が箱根を登るときって雨の確率が異常に高いのですが、箱根に嫌われてるのでしょうか?

箱根峠

雨にも負けず、箱根峠攻略。国道1号の最高点でもあります。

ここまでくれば、あとは近所みたいなもの。特に問題もなく立川の自宅までたどり着きました。


一週間1000kmの自転車紀行、いかがだったでしょうか。

前半は高地だったので、そして後半は天候不順だったので、結果的にずっと涼しさを得られた旅でした。

天候のせいで予定変更をしたり、車上荒らしにあったりイレギュラーもありましたが、そういった不便やトラブルも旅の醍醐味。良い経験が得られました。

今回の旅のルート ©OpenStreetMap contributors