リハビリテーション機器
疾病や症状に応じたリハビリテーション機器を積極的に導入し治療の手段として活用しています。
能動型自動間欠牽引装置
目的・効果
狭くなっている骨と骨の間を広げることで、神経や関節への圧迫を減らします。また、筋肉や周囲組織のストレッチや循環の促進、攣縮筋の弛緩や疼痛緩和の効果も期待できます。
適用例
脊柱管狭窄症・頚椎症
トレッドミル・エルゴメーター
目的・効果
関節への負荷を減らしながら有酸素運動ができます。また、全身の循環改善も期待できます。
適用例
変形性膝関節症・自転車では痛みがないが歩行では痛みがある方などにおすすめです。
動的ストレッチマシン 【ホグレル MT・THs】
目的・効果
身体を動かしながら筋肉の柔軟性や可動域を獲得や筋バランスの調整が出来る器械です。
ただ筋肉を伸ばすだけではなく、動かしながら筋肉を柔らかくします。
身体を動かしながら筋肉の収縮と弛緩を繰り返すことで血流を促進させ、代謝も良くなり、疲労回復にも繋がります。
適用例
上半身:背中の筋肉(広背筋)の柔軟性が低下している方や肩甲骨の動きが乏しい方
下半身:太ももの裏(ハムストリングス)やふくらはぎ(下腿三頭筋)の柔軟性が低下している方や股関節の動きが乏しい方
低周波治療器 【ポラリスカイネ】
目的・効果
低周波の電流を筋肉に流すことによって、筋肉の収縮を促します。これによって、刺激周辺の血流が促進され疼痛緩和や痙攣の鎮静が期待されます。
適用例
慢性腰痛や肩こり・事故後の痛みがある方などに効果的です。
温熱療法機器 乾式ホットパック装置 【ホットリズミー】
目的・効果
患部やその周囲を温めることによって、筋肉や周囲組織の緊張緩和、循環の改善、疼痛軽減や体温の維持を図ります。
温めることで精神的なリラックス効果も期待されています。
適用例
慢性腰痛や肩こり、緊張が高い方などに効果的です。
超音波治療機 【ソニックタイザー】
目的・効果
温熱効果と非温熱効果があり、温熱効果としては、組織の柔軟性向上、筋肉の緊張緩和、血流を改善し疼痛を緩和させることなどが期待されます。
非温熱効果は、組織損傷の治癒を進める、浮腫を軽減させることなどが期待されます。
適用例
打撲や捻挫などの急性期疾患の治療に効果的です。
EMS(筋力トレーニングマシン) 【フィジオEMS8】
目的・効果
筋肉や運動神経に電気の刺激を与えて筋肉を収縮させることで、筋萎縮の予防や、筋力増強、筋肉の緊張緩和を図ります。
適用例
怪我での筋力低下のある方や手術後で運動制限がある方の筋力トレーニングにも有効です。
圧力波治療器 【ショックマスター】
目的・効果
圧力波(圧縮空気)や振動を加えて、疼痛緩和や筋の緊張緩和、血液の循環改善、トリガーポイントの治療を行います。
圧力波による刺激を加えることで、まず神経を麻痺させ痛みを取り除きます。そして、細胞が再構築を繰り返して治癒を促進させます。
適用例
首から足底まで全身の筋・腱の治療に有効です。
石灰性腱炎、外側上顆炎、足底腱膜炎など様々な疾患に適応します。
圧力波治療法は外科的手術が必要とされた患者様へのもう一つの新しい選択肢となっています。