野球を通して学んだこと

みなさん、こんにちは!

2023年4月よりぜんしん整形外科に入職しました、理学療法士の齋藤です。

私は、小学3年生から高校まで野球をしていました。

野球を始めた時からずっと野球のことが頭から離れることが無い程大好きで、夏になると、朝から夕方までは甲子園、夜はプロ野球をテレビで食いつくように観ています。

もちろん現地に行って観戦もしますし、今は大学野球も気になっています。

今回は、そんな野球オタクの私が野球を通して学んだ「神様は細部に宿る」ということについてお話します。

 

神様は細部に宿る

 

これは、高校時代の監督から教えてもらった言葉で、トゥーゲントハット邸という世界遺産に登録された邸宅を設計した近代建築の巨匠ミース・ファン・デル・ローエという方の言葉です。

私は、この言葉を「何事も細かいところにまでこだわって、妥協せずに行わなければならない」という風に解釈しています。

私は高校時代、「神奈川県の公立高校から甲子園に出場する」ということを目標に、日々練習してきました。そのときに、「甲子園に出場できる高校と出場できない高校の違いは何か?」や「大舞台で活躍できる選手と活躍できない選手の違いは何か?」というのを考えていました。

高校生活のほとんどの時間を使って、私がたどり着いた答えは「どれだけ細部までこだわってきたか」ということです。

なぜ、そのような答えになったかというと、理由は2つあります。

1つ目は、全国でも有名な高校と練習試合などをしてきて実際に感じたからです。

強いチームは、練習環境や体格、技術のレベルが高いことはもちろんですが、1球に対する熱量や、日常生活での行動でも高い意識を持って取り組んでいました。

例えば、多くの強いチームは練習や試合前のキャッチボールでも1球1球が丁寧で常に試合を想定していることが観ているだけで伝わります。また、グラウンドがきれいに整備されていたり、グラウンド周辺も掃除がされている高校が多かったです。

2つ目は「0.01の大きさ」という話を知ったからです。

みなさんは「0.01の大きさ」という話を知っていますか?

毎日、自分の限界が1だとして、そこから0.01だけ頑張ると1.01になります。逆に0.01だけサボると0.99になります。その日の差はわずか0.02しかありませんが、365日積み重ねると1.01365=37.80.99365=0.03になります。

つまり、毎日0.01頑張るか、サボるかで1年後1260の違いになるということです。数字で見るとかなり大きな差ですよね。

私は、その毎日の0.01の頑張りをできるかできないか、細部までこだわることができるかできないかが、「甲子園に出場できる・できない」「大舞台で活躍できる・できない」という明確な差が生じる要因の1つではないかと思います。また、その頑張っている姿が周りの人の心を打ち、応援されるチーム、選手になっていくのだと思います。

私は、この「神様は細部に宿る」というのを体現している日本人がいると思います。

それは、メジャーリーグで大活躍をしている大谷翔平選手です。

大谷選手は、他の誰よりもプレーだけでなく日常生活でも細部にこだわり続けていたからこそ、二刀流として数々の偉業を達成し、メジャーリーグで日本人初のホームラン王のタイトルを獲得することができ、たくさんのファンから愛される存在になったのだと思います。

自分を変えたい、成長したいと思ったときに、「何か大きく行動を変えなければ」と考えてしまいがちですが、毎日のちょっとした行動を変えたり、意識するだけで未来が大きく変わるのかもしれませんね。

最後に

私はまだ、理学療法士・社会人1年目でわからないことや勉強したいことが日に日に増えていますが、1人でも多くの患者様の症状を改善することができるよう、これからも「神様は細部に宿る」という言葉を胸に、日々精進していきます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。