腰椎分離症

腰椎分離症とは

 スポーツ障害における腰痛の一つであり、「腰を反る」「腰をひねる」といった動作を繰り返すことで腰の骨に負荷がかかり疲労骨折を起こしている状態を「腰椎分離症」と言います。腰椎分離症の特徴としては、「腰を後ろに反らす」「体を斜め後ろに反らす」際に疼痛が生じます。また、腰の付け根あたりを押すと鋭い痛みを伴うこともあります。

どんな治療をするの?

 腰の状態によって治療方針が変わってきます。疲労骨折をした骨の癒合(しっかりくっつくか)が望めるかor望めないかが治療方針を決めるポイントです。癒合が望める初期の段階であれば、スポーツ活動を数ヶ月休止してコルセットによる固定を行います。骨の癒合が望めない時期、つまり骨が完全に分離してしまった段階では運動を休止しても骨の修復は期待出来ません。そのため、痛みに応じながら段階的に運動をしていくことになります。

腰に負担をかけないために

 スポーツ場面では、バレーボールのスパイクや野球のバッティングといった特に腰を反ったりひねる動きが多くなります。そのため、腰に負担をかけない動きが大切になります。そのためには、胸椎(背骨の上半分)と股関節がしっかり動くことが必要です。競技のパフォーマンスを高めるためにも腰だけで動くより全身がしっかり動くカラダを作りましょう。