ひとりキャンプ
ぜんしん整形外科 事務の鈴木です。
コロナになりどこにも行けず、何も出来ず、ジムに行く以外の休みの日は一日ゴロゴロしてました。
何かないかと考えてたどり着いたのがキャンプでした。
一年かけキャンプグッズを集め、テントの組み立てを河原で練習し、火起こし出来るようになったところで主人に付き合ってもらいキャンプに行きました。
主人や友人と行くキャンプも楽しいのですが、多少なりとも気遣いがあります。そこで気兼ねのないひとりキャンプをしてみたくなり、ついに去年の10月にひとりキャンプデビューしました。
初めてのひとりキャンプは、奥多摩の川沿いのキャンプ場。一泊だけでしたが、私以外誰もおらず貸し切り状態でした。ちょっと心細かったですが、初のひとりキャンプということもあり手持ちのライトでテント周りを飾り付け好き放題させていただきました。
2回目は2泊で山梨県の白州・尾白の森キャンプ場へ。
木曜日ということもありまたまた私一人……
公園内の森林に囲まれたキャンプ場で、夏場は水遊び出来るように整備された大きな川が流れていて石の滑り台までありました。
1 日目は豪雨でセッティングに時間がかかりましたが、一泊と違い時間に余裕があるので、夜に一杯飲みながら焚き火を眺めて過ごし・・・
2日目は朝からゆっくり公園内を散歩して朝食を作り淹れたてコーヒーで癒やされ小説を読みながらゆっくりと一日が過ぎていく…
はずだったのにタープを張った場所が桜の木の下だった為、どこからともなく毛虫が現れ気がついたら服についている状態。火ばさみで掴んでは投げを繰り返すというちょっと面倒な作業が追加されました(汗)
キャンプ場には隣接された温泉があり、初日は雨でずぶ濡れになったものの、温泉のおかげ?で風邪をひかずにすみました。2日とも温泉に浸かれたのはかなり快適でした~。
温泉が近くにない場合はウエットタオルで体を拭くしかないので、先にウエットタオルを温めておかないとめちゃくちゃ冷たいタオルで拭くはめになります。寒い日なんて地獄です。
2日間キャンプを満喫した後、キャンプ場の側を流れる尾白川を少し上流に行くと滝が見られるとの情報を得たので、帰る前に寄り道。
甲斐駒ケ岳登山口から入り、川の手前に無人の神社でお参りした後、御朱印もゲットしました。
大きな橋を渡りながら川を見渡したら、鮎釣りしてる人がいたり、川遊びしているひとがいたりと、様々な用途で遊べる川でした。
橋を渡り川沿いを歩き大きな滝を見ながら休憩。
マイナスイオン浴び放題!!
橋を渡りきったところから登山道に入れるようで、看板を眺めていたらハイキングコースと書いてありました。軽い気持ちで他の滝も見に行こうと登り始めたら本気の登山コースで獣道に鎖が張ってあるだけ…心配になる程の距離感覚で矢印看板があるだけの道が続いていました。ずっと上りで滝を見ながら休み休み片道40分程登りましたが、誰ともすれ違うことがなかった為、本気で遭難する前に引き返しました(汗)
教訓:準備万端で登らないと山は危ない!スニーカーで行くものではない!
準備万端で挑まなければ、遭難したら一発アウト!
必死に元の登山口まで戻って…糖分補給の為、近くの売店で買ったガッチッガチのソフトクリームがめちゃくちゃ美味しく感じました(笑)
何があっても良いようにトレッキングシューズを車に積んでおくことを決意した体験でした。
【ひとりキャンプを楽しむには…】
1、 初めは2人以上でキャンプすること。
2、 心配であれば女性専用区画のあるキャンプ場を選ぶ(割高ですが…)
3、 火起こしが出来たほうが良いが、文明の利器(ガスボンベが使えるコンロ)があれば飲食には困りません。
4、 テントは張れなくても、タープは張れるようにした方がいい。(雨が降る率が高い&日除けの為)
5、 春先と冬場のキャンプには絶対カイロを持参してください。寒さで寝れず寒い中トイレに行く回数が増える為…
6、 虫がダメな方は秋・冬に行くのをおすすめします。キャンプ場によっては夏場に見たことのない虫が出ます(特にトイレに…)
7、 インスタ映えするようにライトアップすると気分があがります。
8、 キャンプめしに挑戦(料理が苦手でも最近は温めるだけの美味しい缶詰が豊富です)
上記は最低限キャンプを行える項目です。
人それぞれ楽しみ方が違う為、料理好きの方はキッチングッズに凝ってみたり、 川釣り好きの方は釣りのできる川沿いのキャンプ場を極めてみたりと、自分の好きなことと組み合わせて楽しむのも一つですよ。
私は御朱印集めに凝っているため、神社が近くにあるところを第一条件にキャンプ場を選びます。
それに付随して温泉や地元の美味しい物探しをしてみたりと季節や地域に寄って 組み合わせを変えてチャレンジしています。
ひとりは寂しいのではなく、好きなことを時間が許す限り楽しめる自分時間だと思っています。