~8年ぶりの家庭菜園~

こんにちは。
ぜんしん整形外科、看護師の柴野です。

鍋のおいしい季節が近づいてきましたね。

皆様、今年はもう鍋を食べましたか? 私は少し早いですが、9月に「ごま豆乳坦々鍋」を食べました。鍋は不足しがちな野菜も肉などのたんぱく質もとれ、作るのも簡単なので良いですよね。次は何の鍋を食べようかとレシピを見ていたところ、

こちらの、ほうれん草の鍋がおいしそうだなと思い…

ふと思いつきで、フロム中武の4階にあるダイソーで「寒締めほうれん草」の種を買ってみました。8年前に、自宅のベランダでミニトマトなどの家庭菜園をしてみたことがありましたが、日当たりが悪いためあまり美味しく育たず、それ以降放置していました。土とプランターは残したままだったので、久しぶりにベランダ栽培を再開することにしました。

なぜ「寒締めほうれんそう」を選んだかというと、“低温期でも生育が早く、家庭菜園でも安心して栽培できます”と商品のパッケージに書いてあったからです。また、“土が乾いたら水を与えます”とも書いてあります。ということは、毎日水を与えなくてもいいということですね。簡単そうなので、普段から家庭菜園をしているわけでもなく、面倒くさがりの私にぴったりだと思いました。

寒締めほうれんそう

ところで、「寒締めほうれんそう」とは何でしょう?せっかくなので調べてみました。

「寒締め」は、収穫間近になった菜っ葉をわざと寒さに当てる栽培方法だそうです。

「寒締めほうれんそう」の種が売っていたので、品種のことだと思ってしまいましたが、そうではなく、糖度などの内部の品質によるもののようです。

ハウス栽培では、外の温度が5℃以下になる時期に、ハウスを徐々に開放しながら10~14日間寒さに当てます。地温が8℃以下になることで、葉は凍りつかないように水分を少なくし、糖分をため込むことから甘みが増し、うまみ成分であるアミノ酸含有量やビタミンCも上昇します。また、えぐ味の原因となるシュウ酸の含有量は、地温低下により代謝が少なくなることから減少します。と書かれていました。(あおもり産品情報サイト参照)

とはいえ、私はハウス栽培ではなく、ベランダで家庭菜園をするので難しい品質管理はできません。食べられれば問題なし!

10月20日

種をまきました。

10月23日

発芽していました。

10月30日

少し大きくなっています。

 

因みに、種をまいた日に水を与えてから、その後水やりをしたのは1度だけです。10日間で2回しか水を与えていなくても、すくすくと育っています。

これは簡単で、良いですね。

肥料

栽培管理については、“発芽し、混んだところを間引きします。肥料は、市販の油粕、化学肥料などを与えます。”と種のパッケージに書いてあります。

肥料のことは何も考えていませんでした…。とりあえず、8年前に買った骨粉(豚、鶏などの家畜の骨や、魚の骨を粉末状にした有機肥料)を上からまいてみました。

骨粉のことをネットで調べてみると、“果樹の実を大きくしたい、をしっかりさかせたい、というときにおすすめの有機肥料です。骨粉は土に混ぜてからすぐに効果を発揮するものではなく、時間をかけてゆっくり効いていく緩効性肥料です。追肥として使うのではなく、土作りの段階で用いられます。”と書いてありました。(AGRI PICK参照)

これは、肥料のやり方を失敗したかもしれません。まず、骨粉は葉物野菜向きの肥料ではなさそうです。そして、使い方も間違えています。

野菜や花にとっての「良い肥料」とは、窒素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)の三大成分が豊富に配合されているものを指します。

・窒素(N):葉や茎の成長を促す。
・リン酸(P):実や花の成長を促す。
・カリウム(K):根や茎の成長を促す。

葉菜類に元気を与えたいのであれば、窒素の重量が重要です。骨粉はリン酸を多く含む肥料で、実や花をつける植物に適しています。ほうれん草は葉物なので、骨粉だけでは窒素とカリウムが足りません。(となりのカインズさん参照)

そこで、これから肥料を足すとしたら、どんな肥料がいいか探してみました。しかし、窒素とカリウムが多い追肥として使用できる肥料がなかなか見つからず・・・

Amazonで「万田酵素ストレートタイプ」を買ってみました。こちらは、希釈不要で葉面にかけやすいスプレータイプで、窒素・リン酸・カリウムが含まれているそうです。そのままスプレーで吹きかけるだけなので、簡単そうです!

家庭菜園も意外と大変ですね。上手く育つでしょうか・・・。

美味しく育ってくれますように。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。