あなたにとって大切なことって?

皆さん、こんにちは。

夏!海!が大好きな理学療法です。

大好きな夏も終わりに近づいていますが、まだまだ残暑が続いていますね。

皆様、夏バテにお気をつけてお過ごしください。

少し前になりますが当院にも、この4月から仲間となる理学療法士が2人、新しく増えました!!

当院が開院した当初は、理学療法士はわずか5人でしたが、気づけば今ではなんと、、、

16 人に!!

当院のようにみんなそれぞれ個性があり、明るい雰囲気で和気あいあいとしている職場は、他にあまり多くはないのではと私は思っています。


話は変わって、だいぶだいぶ前ですがWBCで見事日本が優勝しましたね!!!

私は奇跡的に、準決勝と決勝戦の日はお仕事がお休みだったため、自宅で発狂しながら観戦・応援していました(笑)。
本当に一言では言い表せないくらい、感動的な試合を見させて頂きました。

決勝戦が終わった後、実況の方が、
「日本は他のチームから、『短い期間なのになぜあんなにみんな一致団結しているのだろう。日本は素晴らしいチームだ。もしチームを買えるとしたら日本というチームを丸ごと買いたい。』と言われているんです。」
と話していました。

それを聞いて私は、たしかに短い期間にも関わらず、日本チームのメンバーは色んな選手と会話をしたり、全員が一致団結して励まし合っている印象が強いなと改めて思いました。
日本人の性格の特徴は、“協調性を重視する”や“非常に温厚”などと言われていますが、一人一人が相手に対して思いやりの気持ちを持って行動することで、WBC WBCの日本チームのようにみんなが一致団結して何かをやり遂げることが出来るのではないかと、私は思っています。

この実況の方の話を聞いたり、日本のチームを見ていて、私達は今の日常生活でどんな人に対しても思いやりの気持ちを持って行動しているか、、、とふと考えました。
改めて。

皆さんは、思いやりの本当の意味を知っていますか。


思いやりとは

「他人の身の上や心情に心を配ること。また、その気持ち。」

のことをさします(デジタル大辞泉 小学館 より)。

相手が自分のことを考えて行動をしてくれること自体は嬉しいもので、親切にされた側は相手に何かを返そうと思えるでしょう。
このようにお互いへの思いやりにあふれている場合、人間関係も円滑に進みやすく、ストレスが少ない傾向にあると言われています。

では、思いやりのある人になるためには何をすればいいのか・・・

1.感謝する回数を増やす

コミュニケーションの量を増やす必要はありませんが、相手がしてくれたことに今以上に気がつけるように、感性のアンテナを広く持つことが大切だと言われています。
例えば、私達が普段口にしている食べ物も、農家の方が一から畑を耕して汗水流して育ててくれたおかげで私達の元に届いて元気の源となっています。
このように私達が当たり前に過ごしている中で、私達の知らない所で働いてくれている人がたくさんいます。
当たり前に起こっていることを当たり前だと思わずに、感謝の気持ちを込めてお礼を伝えるようにしましょう。

2.洞察力を身につける

相手が求めていることに気がつける感受性や観察力を身につけましょう。
自分が直接携わらない業務や作業への感謝は、ついつい忘れてしまいがちです。
先ほど例に挙げたことにまず気がつくことが出来れば、感謝の気持ちを伝えられる機会が増えていきます。

3.思いやりがある人の行動や発言をまねる

思いやりを身につけるためには、お手本となる人物を見つけてまねるのが近道です。
思いやりがある人の仕草コミュニケーション方法、言葉の選び方などを観察し、反映させることで、自分の経験値も上がります。

4.相手に見返りを求めない

優しさを与えるときには相手からの反応にはいい意味で期待をしないように心がけてください。
「良い反応をしてくれたらラッキー」くらいの気持ちで構えておけば、相手への感謝の気持ちも高まります。

5.聞き上手になり、相手の気持ちに寄りそう練習を重ねる

会話の時には、相手の話を丁寧に聞き、相手が話しやすい雰囲気を作ることができるよう心がけてみてください。
最初は相づち共感のアピールからしてみましょう!!


今回改めて思いやりについて考えてみて、自分も物事について当たり前だなと思ってしまっていることや、もう一度考え直さないとなということに気がつくことが出来ました。

今、改めて自分を見つめ直すきっかけが出来て、良かったなと思います。

沢山の人がいれば、その数だけの性格や考え方があるし、みんながみんな同じ考えという訳ではありません。

ですから、この考え方は正しい、この考え方は間違っているということはありません。

人の数だけ、人それぞれの考え方が存在するのが当たり前で、他人の意見を否定する権利は私もそうですし、誰にもないと思います。

“みんな違ってみんな良い”という言葉があるように、一人一人が個々の考え方を尊重すれば、相手に思いやりを持つことができ、相手も、自分も幸せな気持ちになれるのではないかなと私は思っています。

思いやりのある人は、相手の立場に立って物事を考える事が出来るので、お互いが快くコミュニケーションを取ることができ、周囲の人と信頼のある関係性を築くことが出来ると思います。

ここまで話が長くなりましたが、改めて誰に対しても思いやりの気持ちを忘れずにいることが大切であり、私もどんな時でも思いやりの気持ちを持ちながら日々の生活を送っていきたいと思います。

あなたにとって大切なこととは…?

この話が、みなさんにとって短時間でもふと自分のことを見つめ直すきっかけとなっていただけていたら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。