楽しく教えること

自己紹介

兒島 恵(コジマ サトシ)と申します。苗字の「兒」は「児」でもいいのですが個人的にカッコいいと思ったので「兒」にしています!
名前については「恵」で読み方が「サトシ」というのは生まれて此の方同じ読み方の人とお会いしたことがないので皆様の回りにいらっしゃいましたらぜひ教えていただければと思います!

昨年の3月まで急性期病院に勤めており、4月から本院に入職しました。

現在、理学療法士の他に女子サッカーチームの指導者として活動もさせていただいております。2019年の冬から始めたので、かれこれもう4年になります。
(↓↓現在所属しているクラブについてです!!↓↓)
ChofuFC Stella【調布FCステラ】 (studio.site)
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今回はサッカー指導を通して意識していることを書いていきたいと思います。

① 「伝える前に自分が理解していること」

選手にサッカーを指導するにあたって「分かりやすく伝えること」が重要だと思っています。
よく周囲のチームでは

「なんでそんなのもできないんだ!」
「もっと○○しろよ!」

などの高圧的な発言をする指導者がいます。1つ視点を変えてみて自分がちゃんと選手に伝えていたか、選手が分かりように工夫したか考えてみることが大切だと思います。そのためにも題名にあったように自分がサッカーというスポーツを理解すること、選手たちに分かりやすいように整理する(表現を変えてみる)ことが大切だなと思います。

② 「楽しい→やってみたい→できたというサイクルを」

「サッカーを教える=サッカーという競技やルールをすぐ教える」というイメージがありますが、全員がボールを蹴るという切り口でサッカーへの扉が開くかというとそうではありません。これを読んでくださっている方の中には

・サッカーは足を使うから難しいよね~
・思ったようにボールを扱えないからつまらないよな~

など、少しネガティブな印象を持っている方もいると思います。サッカーを始めたばかりの選手(子供)も同じです。そのため最初から「サッカー」ではなく、まずは「ボール遊び」として手でボールを扱ってみたり、転がしてみたりとボールへの「興味」や「楽しい」を作った上で少しずつボールを蹴ってみるというフェーズ作ることもあります。
サッカーがある程度できていたとしても指導の目指す先は「楽しい→やってみたい→できた」というサイクルを作ること。そうすれば選手は勝手に上達すると思っています。

③ うまくいかない原因の大抵は指導力が原因

指導していると時には全くうまくいかないことが多々あります。

・選手が全然集中していない
・雰囲気がだらけている
・狙った練習のアクションができない

といった現象が容易に起きます笑。
では、なぜそうなったか?を考えるときに「選手たち自身が集中すれば、、、」とか「選手たちが意識していないから、、、」といった理由を考えがちです。
しかし大抵、いや99.9%の確率で指導法に問題点があることがあります。例を挙げてみます。(恥ずかしながら兒島の実体験です)

[現象]
・選手が自分の順番になっても気が付かず、上の空。いいトレーニングができなかった。

[よく陥りやすい理由]
・選手の練習に対する集中力がない

[実際に考えられる他の理由]
・練習の中で選手の順番が回る時間をコントロールしてない(待ち時間が長い)
・順番が回ってきたときのアクションの時間が極端に短い(シュートするだけ)
・その前の練習でたくさんボールを触るトレーニングをしてないし、体力的にも疲れている状態を作ればよかったか?
・練習メニューを説明する時間が長すぎたか?ルールが分かりにくい?

などなど自分がもっと工夫できた部分がたくさんあると思っています。当院の守重院長も我々スタッフに「他責ではなく自責であること」をまず意識せよと言っております。この意識は大切だと思っています。

以上、3つ挙げさせていただきました!

これをサッカー指導だけでなく理学療法士として患者様との関わり合いの中でも活かしたいと思います!