ご近所散歩
皆さんこんにちは。
事務スタッフとして、秘書や会計、受付などを担当しております。ぜんしん整形外科がオープンしたのが2018年6月1日 、早いもので入職して三年目に入りました。
さて、相変わらず外出もままならない 日が続いておりますが、皆さんはどう過ごされていますでしょうか?
私の場合、遠出を控えるようになったことで身近な環境に目を向けることが増え、地元の良さを再発見する良い機会にもなっています。
私の住む国分寺は、立川市に隣接しております。
湧水や緑豊かで、都立庭園や国指定史跡、寺院等、自然や歴史・文化に触れることができるのも魅力の一つです。
今回は、そんな国分寺のお散歩スポットをご紹介しますね。
それでは靴紐をしっかり結んで、おばさんぽ、いってみましょう。
~~ 南口を出て坂を下って ~~
【カフェスロー】
環境に配慮した食品や雑貨を提供しているお店。
地元の農家さんの野菜や果物を使った食事ができたり、イベント等も行っていて、コロナ禍前は仲間達とよく集っていました。
お散歩前にすぐにお茶(自家製ジンジャエール)
カフェスロー
https://cafeslow.com/
~~「お鷹の道」へ続く住宅街へ ~~
道沿いには野川に通じる水路があり、湧き水が流れ込んでいます。
ご自宅を改装したカフェもちらほら。
農家が多く、野菜の無人販売所が至るところにあるのが何ともほのぼの。
枇杷や梅、クチナシの花なども。
(小学校時代、社会科見学で農家さんを訪問した際、クライメイトの男子二人がうどの室に落ちてしまったという記憶が蘇ってきました 。)
国分寺は『こくベジ』といって、三百年前から現在まで培われてきた循環型農業によって生まれたブランドがあります。
国分寺三百年野菜 こくベジ プロジェクトとは
https://www.city.kokubunji.tokyo.jp/machi/1012005/1013264.html
先程の「カフェスロー」のような地元の野菜を使ったお店 が幾つもあり、日曜には駅前で朝市が行われるなど、地産地消の町なのです。
【お鷹の道~真姿の池湧水群】
突如住宅街の中に現れる小道。
小さな水路があり、野川へ流れていきます。
『ほたるのすむ川』と書いてある看板。看板にあるカワニナ とは水生ホタルの幼虫が食べる巻き貝だそう。そういば、昔この辺りにはホタルがいると言われていました。
小川でエビやヤゴを採っている人が。昔私もこの辺りで友達とよくザリガニを捕まえていました。今もいると聞いてビックリ!
子供たちの遊び場になっている所には、湧水があったことを思い出します。
多摩川が武蔵野台地を浸食した地形である国分寺崖線(ハケ)によって湧水が湧いている のだそうです。10万年以上の歳月をかけてできた段丘で、生き物にとっても重要な生息地域になっているとのこと。
「真姿の池」は嘉祥元年(848年)に不治の病を池の水で癒したことが由来となっているとか。
環境省名水百選のひとつ。とにかく水が綺麗!
水の音が心地良い響きでとても清涼感があります。鬱蒼とした樹々がひしめき合う音もしていていました。
駅周辺はかなり開発が進みましたが、少し足を伸ばせば40年前に遊んでいた当時と変わらぬのどかな原風景が広がっていました。
途中寄り道したり、ゆっくり歩いても往復1時間程度のお散歩です。
機会がありましたら、皆さんもぜひお散歩してみてはいかがでしょうか。