夏の思い出、パラリンピック
こんにちは!
ぜんしん整形外科看護師です。
今年の夏、一生に一度の体験をしてきました。
それは、パラリンピックボランティアです。
コロナの影響で一年延期となっていた東京2020、ちょうど感染が拡大していた時期だったので、参加するか最後まで迷いましたが、クリニックスタッフの協力もあり、ボランティアとして参加してきました。
看護師になって今年で8年目となり、そのほとんどをスポーツ整形外科で勤務してきたので、オリンピックに携わることを1つの目標としていました。
3年ほど前に一般のボランティア枠で応募し、研修参加を経てフィールドキャスト(大会ボランティア)に採用されました。配属されたのはメディカルサービスのファーストレスポンダー(要救助者の初期対応)です。
ところが、コロナの感染拡大の影響で、直前に無観客開催となったため、人事部に異動になり、ボランティアのチェックインや食堂の管理を担当することになりました。
医療者としての資格を活かせないことは残念でしたが、これはこれでいい経験になりました。
チェックインセンターでは、ボランティアスタッフのIDカードの確認、参加日数に応じたプレゼントを渡します。
普段クリニックで働いていて、「行ってらっしゃい!」って言う機会はないので、「行ってらっしゃい!」と笑顔で言うと、笑顔で返してもらえることがとても嬉しく感じました。
遊園地のスタッフの気分でした!
食堂では、お弁当、ドリンク、アイスやビスケットなどをチケットと交換するのですが、こちらは社員食堂みたいな感覚でした。
どの仕事に関しても共通することは、コミュニケーション能力が求められるということでした。
一緒にボランティアを行うメンバーも初めましての方々であり、年齢も職種もバラバラなメンバーが協力して業務を行います。そしてチェックインセンターも食堂も沢山の人達が来るエリアなので、コミュニケーションの大切さを学びました。
クリニックでも同様に、沢山のスタッフと仕事をし、沢山の患者さんと接するので、この経験を踏まえてコミュニケーション能力を上げていきたいと感じました。
そして、私が携わった国立代々木競技場では、車いすラグビー、パラバドミントンが行われていました。
私はこれまで障害者スポーツを一度も見たことなかったのですが、これは本当にすごかったです。
それぞれの障害に応じた役割があり、それぞれの選手が活躍でき、その上で1つの競技が出来ていました。
障害を感じさせない迫力がありました。
みなさんも機会があったら、ぜひ一度見てほしいと思います!
今回初めて国際大会に携わりましたが、参加してみて、またやりたい!と強く思いました。
そのためにも、医学、語学、コミュニケーション力など、まだまだたくさん学ぶべきものがあると実感しました。
みなさんも新たな挑戦してみたらいかがでしょうか?
いろんな発見があると思います!