肩関節周囲炎

肩関節周囲炎とは?

一般的によく言われる四十肩や五十肩は医学的に「肩関節周囲炎」と言われます。名前の通り、肩の周りに炎症を起こしている状態です。「動かしたときや夜に肩が痛い」「腕の動きが悪くなった」などの症状が生じます。原因はいまだ明確になっていませんが、加齢により肩関節の周りの組織が老化(変性)し肩のある部分に負担が生じることで炎症が起こるとされています。

肩関節周囲炎には3つの時期がある

肩関節周囲炎には、「急性期」「凍結期」「解凍期」といった3つの時期があります。これらの時期によって症状も異なってきます(下図参照)。

時期によって無理をし過ぎると症状が悪化することや動かさないことでより動く範囲が狭まってしまうことがあります。当院には超音波の機器を配置しているため、肩の炎症や筋肉の状態をしっかり把握することが出来ます。状態を確認して、時期による適切な対処をしましょう。


自然に良くなる?

よく四十肩や五十肩は、時期を過ぎれば自然と良くなると思っていらっしゃる方もいます。もちろん、自然と良くなってしまう場合もありますが全てがそうなるとは限りません。個人差はありますが、「急性期」が続く方や「凍結期」で肩の動きが悪くなったまま放置していた方はリハビリを始めても治るまでに長引く印象があります。そのため、肩に不調を抱えたときは早めに受診して診てもらうことが大切です。硬くなり動く範囲が狭まった関節の動きを戻すには時間がかかります。リハビリを開始しても肩の動きの改善が乏しい場合、当院ではマニュピレーションを提案する場合もあります。マニュピレーションの詳細は<肩関節の診療方法>より確認してみて下さい。