金魚のお話
事務のキシダです。
だんだん暑くなってきましたね。
今回は金魚のお話です。
皆さん金魚すくいをやったことはありますか?
ここ数年はコロナの影響でお祭りがなくなってしまったので見る機会も減ってしまいましたが、夏祭りの定番といえば、紅い提灯に、数々の屋台、そして金魚すくい!
今ではどこでも見かける金魚ですが、出身は中国です。
ご先祖は約1700年前に中国の長江で発見された赤いフナと言われています。
金運をもたらす魚=金魚 と名付けられたのだとか。
現在は人間の手で改良され、いろいろな金魚がいます。
日本には室町時代の大阪に最初にやってきました。
当初はとても高級魚で、貴族の方達の間で人気だったそうです。
江戸時代に藩士が金魚の大量生産を始め、値段が下がっていき、庶民の間でも手に入るようになりました。
金魚すくいの始まりは江戸時代後期。
誰が何のために始めたかは詳細不明だそうです。
私はもともと魚が好きなので、熱帯魚や金魚を子供の時から飼っていました。
今は友達が金魚すくいですくった金魚を飼っています。
ところで、金魚すくいの金魚ってすぐ死んでしまうと思った事ありませんか?
それもそのはず。水の環境が悪い入れ物の中で何時間も置いておかれたら、温度も上昇するし、たくさんの金魚が入れられて酸欠になるし、すくった後は袋に入れられてユラユラ・・。
さすがに弱っちゃいますよね。なんて酷いことをするんだ!と、よく思わない方もいると思います。
でも、金魚すくいに出る金魚は、一般的な高級な金魚ではありません。
ブラックバスやアロワナというような大きな魚の餌のように、祭りの為だけに大量生産された金魚です。エサ金(餌のための金魚)というものもあります。大手通販会社でも赤金(赤い金魚)100匹で2-3000円ほどで購入出来ます。
祭りの為だけに生産されたものなら、せめて環境の良い場所に移してきちんと飼ってあげようというのがせめてもの私の気持ちなのです。
さて、今飼っている金魚は、確か5-6年前に家に来た子ですが、今ではかなり大きく成長しています。
大きさにして15-16cmほどでしょうか。可愛いというよりは、ただの大きな赤いフナです(笑)
1匹だけですが、大きいので、1匹で水槽内は十分です。
でも1匹だけでは少しさみしいので、出目金も購入しました。でも赤金と出目金は一緒にしないほうが良いので、結局別々の水槽に飼っています。
なぜかというと赤金が強くて出目金をいじめてしまうからです。
出目金もヒレが長くて、優雅で綺麗ですよね。でも、出目金も大きくなりすぎて、むしろ気持ち悪いです(笑)
でも出目金の赤ちゃんって知ってますか?実は見たことって意外と無いかと思います。
今回は家で育った子の成長を紹介します。
↓左上から右横に成長過程を載せています。金魚の成長過程です。
大きさは分かりづらいですが。子供の時はかなり小さいです。
一番下の金魚の写真が現在の赤キンと出目金の親の姿です。もう少し今は大きくなっていますけど(笑)子供は全て出目金です。
夏祭りも復活していますし、興味があれば、ぜひ飼ってみてください。癒やされますよ(*^^*)